保育園用お昼寝布団の小さなこだわり
みなさんこんにちは、睡眠屋スタッフの金内海都です。
今回のブログでは、睡眠屋のお昼寝布団のちょっとしたこだわりについて紹介していきます。このお話は接客の際にお客様には説明しない少しマニアックなお話ですが、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
目次
日本の伝統的な技術「きせ」
「きせ」は日本の伝統的な技術で、主に着物や浴衣を作るときの手法のひとつです。
布を縫い合わせるときに、縫い目がそのまま外から見えると、見た目が雑に見えたり、使用を重ねるうちに縫い目が擦れて糸が切れたりする原因になります。
そこで、縫い合わせた布の片方をほんの少しだけ内側に折り返して、縫い目を隠すことで縫い糸を保護します。この折り返しの部分が「きせ」と呼ばれています。
この技術は、機能的かつ見た目の美しさも追求しており、とても日本人らしい思いやりや丁寧さを感じます。
保育園用お昼寝布団へ応用
皆さんは、睡眠屋の保育園用お昼寝布団にも「きせ」の技術が取り入れられていることをご存じでしょうか?
普段、お昼寝布団をじっくり見る機会は少ないかもしれませんが、実はお布団1枚1枚に「きせ」をかけて、丁寧に作り上げています。
実際のお昼寝布団
お昼寝布団のきせの効果
お昼寝布団に応用しても、和服と同様の効果を期待できます。
・縫い目が隠れるので、見た目が美しい
・縫い目が隠れるので、縫い糸を保護して長持ちさせる
まとめ
今回は、保育園用お昼寝布団に使われている技術、「きせ」についての紹介でした。おそらく言われないと気づかない方が多いかなと思う部分ではありますが、この小さなこだわりがより優れた保育園用お昼寝布団を作るための大切なポイントのひとつです。
最後までお読みいただきありがとうございました。